入出力インターフェース
外部の機器と接続するためには、様々なインターフェースが必要になります。 CueServerは、簡単に様々な機器との接続を可能にする、多くのインターフェースを装備しています。
シリアルポート(RS-232)
RS-232規格のシリアルポートは、幅広い外部機器との接続に使用できます。
自動実行システム(Creston、Vantage、AMX、他)、ビデオプレイヤー、オーディオプレイヤー、セキュリティシステムなど、シリアルポートを装備している機器と、
簡単な通信プロトコルを使用して、CueServerからコントロールすることが出来ます。
また、外部機器から、CueServerにキュースクリプトを送信し、CueServerのイベントを実行することもできます。
Ethernetポート
CueServerでは、Ethernetポートは様々な用途で使用されます。
内部のwebサーバーを、外部PCのwebブラウザーで操作する場合や、
他のEthernet機器から、CueServerのイベントを実行するコマンドを送ることもできます。
複数のCueServerを同じネットワークに接続すると、簡単にシンクロナイズさせることが出来ます。
XML言語により、CueServerから必要なデータをダウンロードすることが出来ます。
CueServerは、Ethernetをベースとした様々なプロトコルをサポートします。
接点入力
CueServerは8接点入力端子を装備しています。
各端子には、スイッチ、ボタン、リレーなどの、単純なオン・オフの接点を持つ機器を接続できます。
ボタンステーションのボタンも接続できます。
他にも、動体センサー、温度センサーなど、多様な機器が接続できます。
デジタル出力
CueServerには、8つの独立したデジタル出力が有ります。
各出力によって、定電圧のLED、またはリレーを、直接ドライブすることが出来ます。
この機能を使って、ボタンステーションのLEDや、他の外部リレーなどを扱うことが出来ます。
MIDIポート
CueServerは、フル機能のMIDI(Musical Instrument Data Interchange)イン/アウト/スルー端子を装備しています。
タイムコードジェネレーター、MIDIシーケンサー、MIDI音源、その他のMIDI機器を、CueServerはコントロールすることが出来ますし、MIDI機器からCueServerをコントロールすることも出来ます。
全てのMIDIコマンドを、CueServerから外部MIDI機器に送出することが出来ます。
DMX-512
DMX機器との接続に使用する、DMX入出力端子を備えています。
ライティングコンソールなどをDMX入力端子に接続し、スルー出力はもちろん、スナップショット、リアルタイムDMXデータレコーディング、内部イベントをオーバーライドトリガーなどの機能に使用できます。
DMX出力からは、外部DMX機器を制御するDMX信号が出力されます。