CueServerのDMX機能
CueServerは、一般的なプロフェッショナル用ライティングコンソールと同様な機能を、ヴァーチャルコンソールとして再現します。 それらの機能としては、フェーダー、キュー、プレイバック、クロスフェード、キューの自動実行、リンク、チェイス、そしてDMXレコーダー機能です。
CueServerと、ライティングコンソールとの一番の違いは、大きな筐体にあるフェーダーや、ノブ、ボタンなどで、コンソールを操作するわけではないということです。 これが、”ヴァーチャル”である所以です。
CueServerのライティングコントロールは、本体の中に内蔵されたwebページか、ショーコントロールによる自動実行で行います。 CueServerの操作は、全てのPCやMac、PDA、タブレット携帯やスマートフォンなどの、webブラウザーから行うことができます。
CueServerのDMXショープログラムは、既存のショープレイバックの概念を塗り替えます。 ライティングコンソールと同様のパラメーターエンジンを持ち、プログラムをすることも出来ますし、 DMXレコーダーのような、リアルタイムでレコードしたDMXショーを扱う事もできます。 そして、それらシーンをなめらかに変化させるための、クロスフェーダーを用意しています。 この機能は、LEDカラーライティングショーを切り替えるときに、非常に重要になるでしょう。
キュースクリプトを用いることによって、ショープレイバックと、システムイベントが結びつき、非常に強力な自動実行システムを構築できます。 タイマーによる自動点灯、外部接点入力によるシーケンスの開始、そして警報からの外部入力による非常時照明への切り替えなど、全てCueServerが管理します。